《高校生》第3回 英文法クエスト

大学入試一般選抜『合格』に向けた
英文法クエスト

第3回の今日は,
『平成8年度 大学入試センター試験』より,

  • 第2問A:適語補充選択問題
    本試験では15問の出題
    EBCではそのうちの12問を抜粋
    (しようと思いましたが,
     全部大切すぎて無理ー)
  • 第3問A:語順整序選択問題

の2項目を出題!

現在は「大学入学共通テスト」に名称が変更され,
全問長文主体の問題形式になっているが,
長文を読むうえでも英文法知識はかなり必要。

1996年度入試はこうだった!

踏み出せ,合格への第一歩!

設問パート

平成8年度 大学入試センター試験
本試験 外国語(英語)
より引用して出題しています。

※ページ編集の都合上,抜粋して出題しています。

第2問A:適語補充選択問題

最も適するものを1~4から一つずつ選びなさい。

  • "I really hope it'll rain tomorrow."
    "From (  ) you just said, it seems you don't want to go on the picnic."
    1. that
    2. what
    3. where
    4. which
  • "Do you know that Jean has got a new job?"
    "No, she (  ) us nothing about it."
    1. said
    2. spoke
    3. talked
    4. told
  • "I saw Mr. Yamada at Shinjuku Station this morning."
    "You (  ) have. He's still on vacation in Hawaii."
    1. couldn't
    2. didn't
    3. might
    4. should
  • "How's your father?"
    "He's fine. He's (  ) to play tennis every Sunday."
    1. enough active still
    2. enough still active
    3. still active enough
    4. still enough active
  • "What did he say?"
    "He asked me (  ) him, and I accepted."
    1. marrying
    2. marrying with
    3. to marry
    4. to marry to
  • It's been a long time since we last met, (  )?
    1. didn't it
    2. hasn't it
    3. isn't it
    4. wasn't it
  • Many people criticized me, but I did what (  ).
    1. I thought I was right
    2. I thought it was right
    3. I thought was right
    4. I was thought right
  • They've just become seniors, so they'll graduate (  ) one more year.
    1. for
    2. from
    3. in
    4. since
  • I told them to stop talking, but they didn't pay (  ).
    1. an attention
    2. any attention
    3. attentions
    4. some attention
  • This is the (  ) best book I've ever read.
    1. far
    2. most
    3. much
    4. very
  • He opened his mouth (  ) to say "No," but he didn't.
    1. as far
    2. as if
    3. as much
    4. what if
  • We must keep in mind that smoking (  ) us more harm than good.
    1. damages
    2. does
    3. gets
    4. makes
  • A college education will (  ) you to get a broader view of the world.
    1. enable
    2. let
    3. make
    4. take
  • I'm afraid your parents will never give their (  ) to your trip abroad.
    1. admission
    2. consent
    3. excuse
    4. pardon
  • The people who watch a sporting event without taking part are called (  ).
    1. clients
    2. customers
    3. guests
    4. spectators

第3問A:語順整序選択問題

五つの語や語句を,正しく並び替え,文を完成させなさい。

  • It was the control of fire and (  ) (  ) (  ) (  ) (  ) in the cold northern areas.
    1. allowed
    2. humans
    3. that
    4. the use of clothing
    5. to settle
  • Speech, as a means of communication, is (  ) (  ) (  ) (  ) (  ) and passed on.
    1. because
    2. culture is shared
    3. it is the chief way
    4. of major importance
    5. through which
  • Biotechnology could offer great advantages to the whole world. If this new technology (  ), (  ) (  ) (  ) (  ) narrowed.
    1. and food production
    2. population increase
    3. the gap between
    4. will be
    5. works

解答・解説パート

ここからは解答・解説です。

問題が解けたら,読んでみてね!

第2問A 解答・解説

  • ★★★
    《関係代名詞》に関する問題
    (  )の直前に【前置詞】fromがあるので,
    直後に置くことのできるのは
    〔名詞句・節〕などの名詞相当の語句
    本問では,
    ❶ (  )以下の語句が
      前置詞fromの目的語Oにあたる名詞節
    ❷ (  )に入れるべき語句が
      Vであるsaidの目的語Oにあたる名詞
    と,2つの要素を持つことから,
    (  )に入るのは関係代名詞whatとなる。
    よって,正解は 2. what
    ※関係代名詞のthatやwhichに関しては,
     直前に【先行詞】にあたる【名詞】を置き,
     その名詞を修飾する<形容詞節>を導くもの
    ※関係副詞whereに関しては,
     【先行詞】を省略することは可能だが,
     「場所」の意味になるので,本問には不適切
  • ★★★
    《動詞の語法》に関する問題
    選択肢はすべて動詞であることから,
    意味の考慮よりも,
    英文全体の要素の把握が大切。
    (  )の直後に,
    ""にあたる目的語us(代名詞)
    "モノ"にあたる目的語nothing(代名詞)
    が続いていることより,
    第4文型SVOOをとる動詞を選択すればOK。
    よって,正解は 4. told
    他の選択肢には,以下のような用法が存在。
    1. say 基本的に【他動詞】
     Oにthat節疑問詞の節などをとる
     ※Oに"人"をとることはない
     「~に言う」場合は,"say to 人"の形
    2. speak 基本的に【自動詞】
     〔自動詞〕演説をする,話す
     ※他動詞の場合,通例「言語,言葉」をOに
    3. talk 基本的に【自動詞】
     〔自動詞〕(~と)しゃべる,
          (~について)話す
     ※他動詞の場合は以下のような用法がある。
      ❶ talk "sb" into "sth"
        「(人)を説得して~させる」
        例)I didn't move abroad,
          but Bill talked me into it.
      ❷ talk "sb" out of "sth"
        「(人)を説得して~をやめさせる」
        例)She tried to talk him out of leaving.
  • ★★★
    《助動詞+完了形》に関する問題
    2人目が後半部分で,
    「彼はまだ休暇でハワイに滞在中だ」
    と述べていることから,
    「あなたは山田さんを見かけたはずはない」
    という意味合いの英文が入ることが予想される。
    【助動詞+完了形】の基本用法は,
    「現在から見た過去の事柄に対する推量・非難・後悔」
    couldn't have+過去分詞は,
    「~したはずがない」の意味を表せる。
    よって,正解は 1. couldn't
    ※本問では,2人目の台詞で省略がされている。
     もともとは,You couldn't have seen him at ~.
  • ★★★
    《副詞enoughの語順》に関する問題
    enough「〔副〕十分に,〔形〕十分な」は,
    "形容詞・副詞 enough for 人 to do"の語順で
    用いられる。
    ※"for 人"は
     【to不定詞の意味上の主語】を表す。
    tooやsoなどと異なり,
    enoughの「前」に形容詞や副詞を置く。
    よって,正解は 3. still active enough
    ちなみに,still「〔副〕まだ,いまだに」は,
     ❶ be動詞や助動詞の後
     ❷ 一般動詞の前
    に置くのが原則である。
  • ★★☆
    《動詞の語法》と《自動詞》や《他動詞》に関する問題
    2人目の台詞のVがaskであることを捉えると,
    後ろにとる形が決定する。
    tell同様,第4文型SVOOの動詞として有名だが,
    ask O to do
    「Oに~するよう頼む,お願いする」
    のように,第5文型SVOCをとる動詞でもある。
     ※to不定詞以下がCにあたる
    また,marry
    「~と結婚する,縁組する」という
    【他動詞】であるので,
    人の前にtoやwithなどの【前置詞】はつかない
    よって,正解は 3. to marry
    ※しばしば以下のような形でも用いられる
     ❶ be married to ~ ~と結婚している
     ❷ get married to ~ ~と結婚する
  • ★☆☆
    《付加疑問文》に関する問題
    文末に,"~, 否定形+主語"の形があるので,
    【付加疑問文】であることがわかる。
    文全体のVには,-'s beenが用いられているが,
    'sの部分は,isの短縮形ではなく,
    hasの短縮形
    ※"since+S+V+~"が使われていることもヒント
    よって,正解は 2. hasn't it
  • ★★★
    《連鎖関係代名詞》に関する問題
    文全体のVであるdidの直後にwhatがあるので,
    関係代名詞のwhatであることが予想される。
    関係代名詞whatは,
    文の中で要素を必ず2つ持つが,
    本問では
    didの目的語O
    にあたることがまずわかる。
    選択肢に入っている"I thought"の部分は
    いろいろなところに挿入されるので,
    一旦省いて考えると,それぞれの選択肢は,
     1. I was right
     2. it was right
     3. was right
     4. I thoughtが離れているのでNG
    これらの中で,文の要素が欠けているのは3。
    したがって,関係代名詞whatは
     ❶ didの目的語O
    に加え,
     ❷ wasの主語S
    という2つの要素を持つことがわかる。
    よって,正解は 3. I thought was right
    ※thoughtというVの直後に,
     wasというVが続いているので,
     パッと見,少々の気持ち悪さを感じるが,
     関係代名詞の直後に"S+V+~"が挿入された形を
     【連鎖関係代名詞節】という。
    ※ちなみに"what I thought right"でもOK
  • ★★☆
    《前置詞の用法》に関する問題
    文中で用いられているsenior(s)は,
    「年長者,(大学や高校などの)最上級生」
    したがって,
    「彼らはあと1年もすれば卒業する」
    という意味合いの英文であることが予想される。
    「(今から)~すれば,~たてば」という
    【時の経過】を表す前置詞がin。
    よって,正解は 3. in
    for【期間】from【起点】
    since【特定の時点まで続く動作・状態の起点】を表す。
  • ★☆☆
    《名詞の語法》と《熟語表現》に関する問題
    pay attention (to ~)「(~に)注意を払う」
    という熟語表現が頭に浮かべば容易な問題。
    attention「注意,注目」には,
    aやanなどの【不定冠詞】や,
    複数形の-sがついていないことからも
    【不可算名詞】であることがわかる。
    someは原則として肯定文で用いられるので,
    正解はany attentionしかない。
    よって,正解は 2. any attention
  • ★★☆
    《最上級の強調表現》に関する問題
    形容詞の最上級を強調するものに,
    by farmuchveryなどがある。
    by farやmuchは,the+最上級の前に置くが,
    veryに関しては,
    theと形容詞の最上級の間に用いる。
    よって,正解は 4. very
    ※ちなみに"by far the best book"や
     "much the best book"でもOK
  • ★★★
    《熟語表現》に関する問題
    as if ~「まるで~(する)かのように」
    本問では,as if to say ~
    「まるで~と言わんばかりに」
    の意味で用いられている。
    1. as farは,
     as far as ~「~する限り」という
     【範囲・制限】を表し,
    3. as muchは,
     as much as to say
     「~と言わんばかりに」の意味になる。
    4. what ifは,
     what if S V ~
     「SがVしたらどうなるだろう」の意味。
    よって,正解は 2. as if
  • ★★★
    《二重目的語をとるdoの表現》と《比較表現》に関する問題
    本問で使われているkeep in mind that S V ~
    「SがVすることを心に留めておく」の意味。
    まず,more A than Bの形で,
    「BというよりむしろA」の意味を表す。
    AにはharmBにはgoodが置かれているが,
    これらはそれぞれ【名詞】で,
    harm 〔名〕痛手,損害,損傷
    good 〔名〕よいこと,役に立つこと,利益
    の意味をもち,
    (  )に入れるVの目的語Oにあたる。
    do A harm
    「Aに害を与える,Aの害になる」
    do A good
    「Aに利益を与える,Aのためになる」
    の意味で用いられる。
    よって,正解は 2. does
    do A harm=do harm to A
     do A good=do good to A
     に書き換えることが可能。
    ※また同様に二重目的語をとるdoの表現に
     do A damage
     =do damage to A「Aに損害を与える」
     do A a favor「Aの頼みを聞き入れる」
     などが存在。
    ※それぞれの左側の表現においては,
     Aが省略されることもあり
     (文脈上明らかな場合)
  • ★☆☆
    《動詞の語法》に関する問題
    (  )の直前に助動詞willがあり,
    直後に置くべき動詞を選択すればOK。
    動詞の直後に"人 to do"の形をとっているので,
    enable O to do「Oが~するのを可能にする」
    の表現を完成させたい。
    ※SがA college education「大学教育」で,
     無生物主語になっているので,
     Sを副詞っぽく,OをSっぽく訳し,
     「SのおかげでOが~できる」の意味合い。
    よって,正解は 1. enable
  • ★★★
    《名詞の用法》や《基礎語彙力》,《熟語表現》に関する問題
    選択肢はすべて「許し」「許可」などの意味をもつ名詞。
    本問では,give (one's) consent to ~
    「~に許可を与える」の意味で用いられている。
    よって,正解は 2. consent
    ちなみに他の選択肢の意味は,
     1. admission
      〔名〕入学,入場,入会,
         (またはそれらの)許可
     3. excuse
      〔名〕言い訳,弁解,弁明,口実
     4. pardon
      〔名〕(人や行いに対する)寛容
         (謝罪の意味での)許し
  • ★★☆
    《名詞の用法》や《基礎語彙力》に関する問題
    文全体のVはare called「~と呼ばれている」
    その前までがすべて主部にあたる。
    Sは文頭のThe peopleで,
    直後のwho以降は<形容詞節>にあたり,
    直前のSである名詞The peopleを修飾する構造。
    主部の意味は,
    「参加をせずにスポーツのイベントを見ている人々」。
    そのような人々を何というかを選択すればOK。
    それぞれ選択肢の意味は
     1. clients
      〔名〕(弁護士などの専門家に助言を求む)
         依頼人
      〔名〕(仕事上の)顧客,取引先
     2. customers
      〔名〕(店などに来る)顧客,客,取引先
     3. guests
      〔名〕(家などに招待した)客
         (レストランやホテルなどの)顧客,
         宿泊客
     4. spectators
      〔名〕観客,傍観者,見物人
    よって,正解は 4. spectators

第3問A 解答・解説

  • ★★★
    《強調構文》と《動詞の語法》に関する問題
    It was ~と始まっていることより,
    まず【形式主語構文】を疑うところからスタートしたい。
    形式主語itの指す"真主語"は,
    to不定詞以下かthat以下に用いる。
    さらに,選択肢のallow「~を許す,許可する」
    という動詞は,allow O to do
    「Oが~するのを許す」の意味。
    したがって,to settleは真主語ではなく,
    allowed O to settle in the cold northern areas
    「Oが寒冷な北部の地域に定住するのを許した」
    ≒「Oが寒冷な北部の地域に定住できるようになった」
    の意味を完成させる。
    ここでOに入るのは,
    「寒冷な北部の地域に定住する」主なので,
    humans「人類」であるとわかる。
    また等位接続詞andに着目をすると,
    the control of fire「火の管理」
    と並列関係になれるのは,
    the use of clothing「衣服の使用」になる
    と予想できる。
    すると,
    It was the control of fire and the use of clothing
    that allowed humans to settle in the cold northern areas

    となり,
    that以降には"不完全な文"が来ることになる。
    ※"不完全な文"=要素が欠けている英文
    したがって,この構文は
    【形式主語構文】ではなく,
    【強調構文】であることがわかる。
    よって,正解は 4→3→1→2→5
    訳:「人類が寒冷な北部の地域に定住できるようになったのは,火の管理(≒火を自由に操り)と衣服の使用の(≒衣服を身に付けた)ためであった。」
  • ★★★
    まず,SpeechSisVであることを把握。
    動詞にはbe動詞が用いられているので,
    直後にCを置き,第2文型SVCを完成させる。
    Cになれるのは,【名詞】もしくは【形容詞】
    選択肢のof major importanceに着目をすると,
    "of+抽象名詞"の形で
    【形容詞】の働きをしていることがわかる。
    of+抽象名詞=形容詞
      例)of importance=important
     with+抽象名詞=副詞
      例)with ease=easily
    したがって,
    Speech, as a means of communication, is of major importance
    「意思伝達の手段としての言語は,とても大切である」
    が完成する。
    SVCの要素がすべてそろったので,
    直後には接続詞because
    becauseは
    直後に「理由」にあたる節を導く従位接続詞
    because S V ~の構造が続くことを考慮すると,
    because it is the chief way
    「それ(=言語)が主要な方法であるから」
    が出来上がる。
    残ったculture is sharedとthrough whichをどう続けるかだが,
    through which以下が
    the chief wayという先行詞を修飾する,
    <関係代名詞節>であることが予想できると,
    the chief way through which culture is shared and passed on
    「文化が共有され,継承されていく主要な方法」
    という意味が完成する。
    【前置詞+関係代名詞】で先行詞を修飾。
     もともとの英文構造は,
     Culture is shared and passed on
     through the chief way.
     「文化はその主要な方法を通して共有され,
     継承されていく。」
    よって,正解は 4→1→3→5→2
    訳:「意思伝達の手段として言語は,それ(=言語)が文化を共有し,継承していく主要な方法であるために,とても大切である。」
  • ★★★
    《workの用法》と《between A and B》に関する問題
    Ifで始まる条件節内のVとして使えるものは,
    works「正常に機能する」くらいしかない。
    If this new technology works, ~
    「もしこの新しい技術がうまく機能すれば,~」
    を完成させる。
    時や条件を表す副詞節の中では
     未来のことでも現在形
     を用いることから,選択肢にあるwill beは,
     主節のVとして使うべきであると予想される。
    主節のVにはwill beが用いられ,
    文末のnarrowedとともに,
    受動態で用いられている。
    残りの選択肢で主節のSを完成させると,
    between A and B「AとBの間」が判断できれば,
    the gap between population increase and food production
    「人口の増加と食糧生産の間にあるギャップ(隔たり)」
    とわかる。
    よって,正解は 5→3→2→1→4
    訳:「バイオテクノロジーは世界全体に莫大な利益をもたらす可能性がある。もしこの新しい技術がうまく機能すれば,人口の増加と食糧生産の間にあるギャップ(隔たり)は縮められるだろう。」

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