《中学生》内申1の重みに対する入試換算得点の差
神奈川県公立高校入試まで,
残すところ90日をきりました。
3か月ほどしかありません。
来年度,笑顔で高校生活を送りたいですよね?
自らの行きたい高校に進学し,
楽しく笑顔で生活したければ,
今このときを,死ぬ気でやれ。
ただそれだけ。
2023年度(令和5年度)神奈川県公立高校入試 共通選抜日程
募集期間:
2023年(令和5年)1月25日(水)~2月1日(水)
志願変更期間:
2023年(令和5年)2月6日(月)~2月8日(水)
学力検査期日:
2023年(令和5年)2月14日(火)
面接及び特色検査期日:
2023年(令和5年)2月14日(火),15日(水)
及び16日(木)
合格者発表:
2023年(令和5年)2月28日(火)
神奈川県公立高校入試に必要な数値
公立高校入試に必要な数値は3種類。
※特色検査実施の場合は4種類
➊ 学習の記録(評定)→ → 135点満点
重点化なしの場合は,(2年9科合計+3年9科合計×2)
100点満点に換算した値:a
➋ 学力検査(入試得点) → 500点満点
重点化なしの場合は,5科の合計得点
100点満点に換算した値:b
➌ 面接 → → → → → → → 100点満点
面接の結果
100点満点に換算した値:c
※特色検査実施校受験の場合は,上記➊~➌に加え,
➍ 特色検査(実施校の場合100点満点)
特色検査の結果
100点満点に換算した値:d
第1次選考(定員の90%)
上記➊~➍のa~dの値に,各高校が定めた比率を乗じて,
以下の計算式により,1000点満点のS1値を算出。
S1値の順位に従って,募集人員の90%までを合格とする。
S1=a×f+b×g+c×h(+d×i)
f~hは2以上の整数で,f+g+h=10になるように配分
※ 特色検査実施校の場合は最大で1500点満点
iは5以下の整数で,f+g+h=10に加える
学習塾スクールirisの卒業生・塾生の高校の比率
※ 2023年度(令和5年度)入試の基準をもとに抜粋
※〔内申〕:〔学力検査〕:〔面接〕の順で記載
松陽 4:4:2 舞岡 4:4:2
上矢部 4:4:2 金井 4:4:2
横浜南陵 4:4:2 横浜立野 4:4:2
横浜氷取沢 3:5:2 逗子 4:4:2
横浜清陵 3:5:2 横浜栄 3:5:2
金沢総合 4:4:2
横浜市立みなと総合 4:4:2
第2次選考(定員の10%)
上記➋~➍のb~dの値に,各高校が定めた比率を乗じて,
以下の計算式により,1000点満点のS2値を算出。
S2値の順位に従って,募集人員までを合格とする。
S2=b×g+c×h(+d×i)
g~hは2以上の整数で,g+h=10になるように配分
※ 特色検査実施校の場合は最大で1500点満点
iは5以下の整数で,g+h=10に加える
※ 2023年度(令和5年度)入試の基準をもとに抜粋
※〔学力検査〕:〔面接〕の順で記載
松陽 8:2 舞岡 6:4
上矢部 7:3 金井 8:2
横浜南陵 8:2 横浜立野 8:2
横浜氷取沢 8:2 逗子 8:2
横浜清陵 7:3 横浜栄 8:2
金沢総合 7:3
横浜市立みなと総合 8:2
内申1の違いによる入試得点の差
中学3年生の皆さんは
後期中間試験も終了し,
残すところ内申結果を待つのみとなりました。
内申が決定すれば,
入試での目標得点は大体決まります。
目標内申が取れるであろう人も,
あともう一歩で目標に届かなそうな人も,
学力検査で得点を獲れなければ
理想の高校生活は送れません。
比率による内申と学力検査の関係は
以下の表をご確認ください。
各高校が採用している比率ごとに
内申1つ分に相当する学力検査の得点を
まとめておきます。
※代表的な比率のみ算出
調査書(評定) | 学力検査 | 面接 | 評定1に相当する学力検査の得点 |
2 | 6 | 2 | 1.23点 |
3 | 5 | 2 | 2.22点 |
4 | 4 | 2 | 3.70点 |
比率が4:4:2の高校を受験する人は,
135点満点の内申が1高い人と比べると,
学力検査で3.70点多く獲らなければ,
合格を勝ち取ることはできないという
予想数値になります。
入試本番までの期間を有意義に
学力検査当日までのカウントダウンは
もうすでに始まっています。
他の受験生に勝つための実力を身に付け,
悔いのない試験にするためには,
今このときを本気で過ごす以外方法はありません。
死ぬ気でやってください。